フランスのコーヒーの種類
フランスはタバコとコーヒーの国と言っても過言ではないほどタバコとコーヒーが大好きな人が多いです。
カフェではテラスでタバコを吸いながらコーヒーを飲む…という光景をよく見かけますし、実際似合っています!
フランスの中でも大都会のパリであれば本当に至る所にカフェがあるので、少し疲れるとパッとカフェで休むことが出来ます。
それほどコーヒーが好きなフランスなのですが、実は私はコーヒーをあまり飲みません。
味がどうこうではないのですが、昔からコーヒーを飲んだあとはお腹を壊しやすいので避けるようにしていました。
それでも仕事で客先に行くとコーヒーか紅茶か聞かれることもなく強制的にコーヒーを出されるところが結構あり、出された手前飲まなければというプレッシャーで飲んできました(^-^;
15年くらい昔の話なので、今は恐らく強制的にコーヒーではなくコーヒーか紅茶か水かと選ばせてくれるところがほとんどだとは思います。
ニュージーランドのウェリントンもコーヒーの街として有名なのですが、ウェリントンに出張に行った時もコーヒーを飲まないというと「ウェリントンに来てコーヒー飲まないの??」とビックリ&ガッカリされてしまいました(^-^;
フランスはニュージーランドのように20世紀に流行り出した若いカフェ文化ではなく、17世紀というもっと古くからカフェの歴史がある国なので、フランスでコーヒーを飲めないというのも非常に残念です。。
さて、そんなコーヒーですが、コーヒーには色々と種類があるのはご存じでしょうか?
私と同様コーヒーが苦手という人も、飲みやすいコーヒーがあるかもしれませんよ♪
フランスのコーヒー
呼び方
まず、フランスではコーヒーのことを『café(カフェ)』と言います。
これは、お店の『カフェ』と全く同じで、お店のこともコーヒーのことも『カフェ』と呼びます。
種類
私はコーヒーを飲まないので何が何かよく分かってなかったのですが、コーヒーにも色々と種類があります。
un café -エスプレッソ-
日本で言うエスプレッソは『café(カフェ)』になります。
エスプレッソは小さいカップに入ったコーヒーで、味が非常に濃厚です。
私はコーヒーの中でもエスプレッソが一番苦くて飲めないのですが、フランス人が最も飲むコーヒーはこの『café』つまり『エスプレッソ』です。
フランスでは一家に一台はエスプレッソマシンがあるのが普通のようで、家でも外でもエスプレッソがよく飲まれています。
un café allongé -アメリカン・コーヒー-
『café allongé(カフェ・アロンジェ)』は日本ではアメリカン・コーヒーと呼ばれているもので、日本人が最もよく飲むコーヒーかと思います。
『café』にお湯を足したものが普通サイズのマグカップで出てきます。
お店によってはお湯は別のカップで出てきて、自分でお湯の量を調節することも可能です。
エスプレッソでは味が濃すぎるという人はカフェ・アロンジェを頼むといいでしょう。
un café crème -カフェ・オ・レ-
ミルクの入ったコーヒーを頼みたい場合は『café crème(カフェ・クレム)』を注文します。
濃く入れたコーヒーと同量の暖かいミルクを入れたものになります。
ミルクによってコーヒーの味がまろやかになるので、コーヒーが苦手な人にお勧めです。
私はカフェに行ったときはこの『café crème』を飲んでいます。
お店によってはミルクを別のカップに持ってきてくれるところがあります。
パリ6区のカフェ『Le Rostand』ではコーヒーとミルクを別々のカップで持ってきてくれるので、是非一度行ってみてください。
私は別々のカップで自分でミルクを注いで飲む方が美味しいと思います♪
住所:6 Pl. Edmond Rostand, 75006 Paris
ウェブサイト:https://lerostand.fr/
ちなみにフランスではラテアートはそれほど流行っておらず、ただのカフェ・オ・レが出てくるところがほとんどです。
un café viennois -ウィーン風コーヒー-
『café viennois(カフェ・ヴィエノワ)』は、コーヒーの上にホイップクリームを乗せたものになります。
カフェ・オ・レよりさらに甘味が増すのでコーヒーの苦みが好きではない人にお勧めです。
デザート感覚で食べられますね♪
un chocolat chaud -ホットココア-
コーヒーが苦手という人にはホットココアの『chocolat chaud(ショコラ・ショー)』もお勧めです。
溶けたチョコレートと暖かいミルクが混ざり合ってとても甘くて美味しいですよ♪
ホットココアにはよくマシュマロが付いてきます。
私はマシュマロは好きではないですしさらに甘くなるのでいただきませんが(^-^;
ホットココアも『Le Rostand』ではチョコレートとミルクが別のカップで出されます。
溶けたチョコの入ったカップに自分でミルクを入れてスプーンで混ぜて味を調節してください。
まとめ
今回はフランスのコーヒーについてご紹介しました!
フランスではコーヒーがよく飲まれており、特にエスプレッソで飲む人が多いことが分かりました。
コーヒーの名称も日本で使っている名称と違いますが、名前さえ分かってしまえば種類と味は同じなので問題ありません。
コーヒーが苦手な人は『café crème』、『café viennois』、『chocolat chaud』を飲んでみてください。
味がまろやかになって美味しいですよ♪
パリにはカフェが本当にたくさんあるので、コーヒーが飲める人も飲めない人も是非何度かカフェに立ち寄ってみてください♪
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