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パリで一番行くお勧めレストラン”Le comptoir”

2022-10-21

今回は、私がパリで一番よく行くレストラン"Le comptoir"をご紹介します♪

外に食べに行くときはなんとなく日本食レストランを選びがちなのですが、一度夫と"Le comptoir"でディナーを食べてから夜は"Le comptoir"に行くことが多くなりました。

なぜなら"Le comptoir"は高すぎないカジュアルなレストランにもかかわらず、常に一工夫されて味付けも抜群の料理が食べられるからです。

ディナー二人で€300以上するような高級なレストランであればもちろん目から楽しませてくれますし、味付けも凝っていますし季節の食材が使われていてとても満足が出来ますが、"Le comptoir"はディナー二人で約€100で見た目も味も満足することが出来ます。

“Le comptoir"周辺

 住所:9 Carr de l’Odéon, 75006 Paris
ウェブサイト:https://www.hotel-paris-relais-saint-germain.com/restaurants

 “Le comptoir"があるのはパリ6区のOdeon(オデオン)駅のすぐそばです。

“Le comptoir"から北へ歩いていくと、サンジェルマン・デ・プレと呼ばれるおしゃれな地域にたどり着きます。

サンジェルマン・デ・プレには、現存するパリ最古の教会といわれる"サン・ジェルマン・デ・プレ教会"や、『ダビンチ・コード』にも出てきた"サン・シュルピス教会"があり、歴史を感じさせる場所でもあります。

また、画家のピカソや小説家のヘミングウェイなど芸術家たちがよく通ったカフェ、"Les Deux Magots(レ・ドゥー・マゴ)"や"Café de Flore(カフェ・ドゥ・フロール)"もサンジェルマン・デ・プレで有名です。

“Les Deux Magots"はガイドブックにもよく出てくるので、今では観光客がよく訪れるカフェになっています。

観光スポットのカフェやレストランは味は大したことないことが多いですが、"Les Deux Magots"は歴史があるだけに提供される料理は絶品です!

ただし、非常に有名で人気店のため値段は結構します。

それと比べれば、今回私が紹介する “Le comptoir"は、有名な芸術家が足しげく通っていた場所ではありませんが、値段も味も満足できるレストランです☆

料理1

一番最近の2022年9月に行ったときに食べたメニューです。

前菜…フォアグラ
メイン…ビーフタルタル、牛頬肉のシチュー
デザート…バニラアイスとミラベルの焼きタルト

前菜のフォアグラ

前菜は1品にして、二人でシェアしました。

正直これをシェアでなく一人で食べるとなったらかなりの量です。。。

前菜はフォアグラ1切れとパン1切れでも十分なくらいです(笑)

フォアグラが濃厚で、レモンのジャムをつけて食べると甘味と酸味が効いてより美味しかったです♪

メインのビーフタルタル

私はメインをビーフタルタルにしました。

私は生肉が好きなので、もしもメニューにビーフタルタルがあれば90%の確率でビーフタルタルを頼みます(笑)

ただ、生肉なのでお店によっては全然美味しくない場合もあるので、高級なレストランか、他の料理も美味しいレストランで頼むことをお勧めします。

以前雨宿りで入った変哲もないカフェでビーフタルタルを頼んだのですが、全然美味しくなかったです(^-^;

私が今まで食べたビーフタルタルで一番美味しかったのは"Les Deux Magots"のビーフタルタルだったのですが、"Le comptoir"で食べたこのビーフタルタルは同じくらい美味しかったです!

“Les Deux Magots"だと値段がかなりしてしまうので、リーズナブルな値段で美味しいビーフタルタルを食べるのであれば"Le comptoir"で大丈夫だと思います。

メインの牛頬肉のシチュー

私の夫は牛頬肉のシチューにしました。

シチューは鍋で出てきたので熱々で中々冷めないのですが、スープはしっかりとした味が効いていて、肉も柔らかく煮込まれて味もしみ込んでおり、とても美味しかったです。

私のビーフタルタルは冷たい料理なので、シチューを分けてもらったら体が温まりました。

デザートのバニラアイスとミラベルの焼きタルト

私はもうお腹がだいぶ一杯になっていたので、デザートは1品をシェアすることにしました。

アイスクリームが食べたい気分だったのでアイスクリームにしたのですが、私は料理されたフルーツが苦手で、焼かれたミラベルは非常に苦手な味でした(^-^;

ミラベル自体は好きなのですが、リンゴにしてもバナナにしても熱を通して料理された果物は苦手です。。

ちなみにミラベルとはフランスでは馴染みのある果物で、日本では『西洋スモモ』と呼ばれているそうです。

生で食べると甘味があって美味しいですよ♪

料理2

2022年4月に行ったときに食べたメニューです。

前菜…エビと豆のスープ添え、フォアグラプリン
メイン…まぐろタタキのきゅうり乗せ、白身魚のクリームスープ添え

4月という春のシーズンだったため、春から夏にかけての旬野菜がふんだんに使われていました。

前菜のエビと豆のスープ添え

フランスでは春頃になるとよくエンドウ豆の料理が出てきます。

私はそんなに豆類が好きではないのですが、フランス料理に合わせると結構おいしいことが分かりました。

ぶつ切りにされたプリプリのエビがスープと絡まって美味しかったです。

前菜のフォアグラプリン

今回はお腹がすいていたこともあり、前菜も2品頼みました。

こちらは普通のフォアグラではなくプリン状のフォアグラです。

スプーンですくって食べるのですが、舌触りがとても滑らかでプリン状のフォアグラが溶けるように舌に入り込んで非常に満足な味でした。

上に乗っているのはいくらのようですがいくらではありませんでした。

甘めのゼリーを粒にして乗せてあって、一緒に食べると2つの味が合わさって格別でした。

メインのまぐろタタキのきゅうり乗せ

まぐろのタタキといえば日本っぽいのでよく私が頼むのですが、今回は夫が頼みました。

上に乗っているのは細長くスライスされたキュウリで、パスタではありません。

醤油ベースのソースにまぐろのタタキときゅうりがとてもマッチしていて、全てを一緒に食べると深い味わいを楽しめました。

あっさりした料理で食べやすかったのもよかったです。

メインの白身魚のクリームスープ添え

私が注文したのは白身魚でした。

エンドウ豆がまた出てきました(笑)

やはり旬の野菜をふんだんに使った料理を作っているのだと思います。

焼いた魚に色んな種類の野菜を添えて、さらにクリームスープまであるので、一口ごとに違う味を楽しめました。

今回は前菜とメインと1品ずつ食べたのでお腹が一杯でデザートはやめておきました(^-^;

料理3

2021年12月に行ったときのメニューです。

メイン…ホタテ、牛ステーキ
デザート…レモンムースタルト

今回はそこまでお腹が減っていなかったのと、デザートを食べたかったので前菜は無しでメインとデザートだけを注文しました。

メインのホタテ

このホタテ料理、見た目はシンプルですが、ホタテにバターとムース上のソースと十分に炒めたキノコがかかっていて、最高に美味しかったです!

弾力のあるホタテを噛むごとに味がしみ出てきて、1つ食べたら早く次を食べたくなる味でした。

このホタテはまた食べてみたいのですが、定期的にメニューが変わるので今はもうメニューにありません。

メインの牛ステーキ

夫は牛ステーキを頼みました。

ステーキは正直お肉屋さんで買って自分の家で日本のステーキソースをかけて食べたほうが美味しいと思っているので私は頼まないのですが、思ったよりは悪くなかったです(笑)

日本のステーキとはまた違った美味しさがありますよね。

霜は降っていないので脂身も少なく、そのため量が多くても胃が重くならず食べきることが出来ます。

デザートのレモンムースタルト

私はレモン系のデザートが大好きです!

熱を通して温かくなったフルーツは嫌いなのですが、レモン味のムースやタルトはかなり上位に食い込みます。

こちらもとっても美味しかったです!

レモンの味と風味がしっかり閉じ込められたムースが、あっさりしているのですが味は濃厚で少し酸っぱみがあって、最後の締めにぴったりでした。

おすすめポイント

“Le comptoir"のおすすめポイントをご紹介します。

✔ありきたりの料理ではなく、オリジナル料理が満載!
美味しい!
定期的にメニューが変わる!
リーズナブル!

美味しいのにリーズナブルという点は非常に大きいです。

高級なレストランは、料理もオリジナルで味も美味しいのですが誕生日や記念日など特別な日以外に行こうと思いません(^-^;

その点"Le comptoir"は普通のカジュアルレストランなのに味もまあまあどころではなく常に舌を巻く美味しさです。

高級レストランだとディナー二人分で€300以上は行きますが、"Le comptoir"の場合はだいたい€100~€150でおさまります。

また、私は自分で作ることの出来ない料理をレストランで食べたいと思っているので、ありきたりの料理ではなく、色んな食材を使った、凝った料理が大好きです。

どうやってこの発想になったんだろう?というような料理を食べたいと思っています。

なので、定期的にメニューが変わる上に、メニューも常にオリジナルなので毎回どんな料理が食べれるかワクワクします♪

“Le comptoir"には思い立った時に行くので特に予約をせずに行くのですが、19時ごろに行って今まで待たされたことはありません。

ただ、私たちが食べている時にどんどん待っている人の列が出来てくるので予約をしない場合は18時~19時の間に行くことをお勧めします。

まとめ

お値段と美味しさとオリジナリティを求める場合、パリ6区にある"Le comptoir"をお勧めします。

定期的にメニューが変わるので、何度行っても違う料理が食べられるので飽きることもありません。

(前菜は通年同じメニューのものもあります。)

何か特別の日ではなく、友達とディナーをする、映画を観た後にちょっと食べて行きたいというような時は是非"Le comptoir"に行ってみてください♪

オデオン、サンジェルマン・デ・プレはカフェやレストランが多く非常に賑わった界隈なので、パリらしさも味わうことができますよ(^^)