パリのシンボル『エッフェル塔』に行こう♪
フランスにはたくさんの世界的、そして歴史的な建造物があります。
実はパリだけでも、エッフェル塔、ルーヴル美術館、オペラ座、ノートルダム大聖堂、凱旋門、セーヌ川、パンテオンなど有名な観光名所が多く存在します。
その中でも、パリに来たら是非行っておきたいのがパリのシンボル『エッフェル塔』ですね♪
日本でも東京タワーが観光名所になっているのと同様に、フランスではエッフェル塔が観光名所となっています。
今回はそんな『エッフェル塔』をご紹介します。
パリのその他人気観光名所は以下の記事をご参照ください(^^)
https://france-life.com/touristique/エッフェル塔って何？
エッフェル塔と言えばパリを代表する観光名所ですが、そもそもエッフェル塔はなぜ造られたのでしょう？
なぜ造られたの？
1789年に起きたフランス革命の100周年記念として、1889年にパリ万博が開かれることになった際、万博の目玉として造られたのがエッフェル塔だったのです。
当時は先進各国で高層建築が建設され、国家の威信をかけて高さを競い合っていたようで、エッフェル塔が完成するまでに一番高い建物はアメリカにある169mのワシントン記念塔だったそうなので、300mもの高さのエッフェル塔はまさに万博の目玉となったことでしょう！
パリ万博当時はエッフェル塔を観ようと世界中から観光客が押し寄せてきたそうですが、建設当初は今までに見たことのないデザインが奇抜に見えたようで、反対する人たちも多かったそうです。
いや、反対に負けず建設してくれてよかったです！
現在でもエッフェル塔は見事な観光名所として健在していますからね！
万博終了後
万博が終わると徐々に入場者数も減り、1909年に解体される予定でしたが、エッフェル塔で軍事用の無線電波を送受信することが提案され、取り壊されることなく電波塔として長く重要な役割を務めることが出来ました。
ここでも再度エッフェル塔が無くなる危機に陥っていたのですね！
電波塔としての案を出した人、そして採用してくれた人のおかげで今もエッフェル塔が残っているわけです。
名前の由来
フランスではよくあることなのですが、エッフェル塔を設計したご本人、『アレクサンドル・ギュスターヴ・エッフェル』の名前がそのままつけられて『エッフェル塔』となりました。
『気球』のフランス語名『モンゴルフィエ(Montgolfier)』は、気球を発明した『モンゴルフィエ』兄弟の名前から、『ごみ箱』のフランス語名『プベル(poubelle)』も、パリの公衆衛生の向上のためゴミ箱の導入などの清掃革命を講じた知事『ウジェーヌ・プベル(Eugène-René Poubelle)』から来ているそうです。
結構単純ですが、発明した人や尽力した人にとっては後世まで自分の名前が残るので嬉しいかもしれませんね(^^)
ただ、ごみ箱という意味で自分の名前が定着してしまうのは正直悲しい気もしますが…(^-^;
チケットの購入方法
エッフェル塔を上ることがなければ敷地内まで無料で入れます。
エッフェル塔を上りたい場合はチケットが必要になります。
エッフェル塔は頂上が約300mと非常に高いので、第一展望台、第二展望台、頂上と3つに分かれています。
第一展望台
第一展望台まではエレベーターはないので徒歩で階段を上がっていくしかありません。
地上からの高さは57mです。
第二展望台
第二展望台からはエレベーターを利用することが出来ます。
エレベーターを利用する場合と階段を利用する場合でチケット料金が変わりますのでご注意ください。
地上からの高さは116mです。
頂上
頂上へはエレベーターで行きます。
階段はありません。
地上からの高さは276mです。
ホームぺージ：https://www.toureiffel.paris/jp
Get your guide : https://www.getyourguide.jp/
Tiqets： https://www.tiqets.com/ja/
エッフェル塔までの行き方
エッフェル塔へは多くの公共交通機関で行くことが出来ます。
住所： Champ de Mars, 5 Av. Anatole France, 75007 Paris
最寄り駅：メトロ9→Trocadéro駅、メトロ6→Bir-Hakeim駅、メトロ8→Ecole militaire駅、RER C→Champsde mars – Tour Eiffel
ウェブサイト：https://www.toureiffel.paris/jp
電車の他バスでも行くことが出来ます。
電車の場合最寄駅から徒歩10分～20分ほどありますが、エッフェル塔は遠くからも見えますし、遠くからの写真も素敵なので、エッフェル塔まで行く間にいくつも写真を撮りましょう♪
La tour Eiffel -エッフェル塔-
まずはトロカデロ広場で写真を撮りましょう♪
トロカデロ広場を降りていくと庭園があります。
これはプロのカメラマンさんに娘の七五三の写真を撮ってもらった時のものです(^^)
トロカデロ庭園を過ぎたセーヌ川沿いも撮影スポットです。
エッフェル塔近くまでやってきました。
近いとてっぺんまで入らなくなってきます(^-^;
エッフェル塔の真下にも行けますよ♪
頂上からの景色です。
パリの街並みが一望出来ます。
エッフェル塔の設計者ギュスターヴ・エッフェルが住んでいました！！
というのは嘘で、こちらはもちろん人形ですが、実際にエッフェル塔内に生活スペースがあり、エッフェルさんが住んでいたそうです。
ちなみに右がエッフェル、左が天才発明家のエジソンです！
最後に、夜にライトアップされたエッフェル塔。
パリはエッフェル塔以外はほとんど高い建物がないため、エッフェル塔がより映えてみえますね♪
レストラン
第二展望台にはミシュラン一つ星レストラン『Le Jules Verne』があります。
私は今までに行ったことがありませんが、パリの景色を見下ろしながら本格的なフレンチを堪能することが出来るので、一度は行ってみたいですね！
その他第一展望台や地上階に軽食ができるカフェがありますし、お土産物屋もあります。
まとめ
パリにはたくさんの観光名所がある中で、今回はパリのシンボル『エッフェル塔』についてご紹介しました！
今ではこんなに有名なランドマークが、建設当初は奇抜なデザインだということで賛否両論あったというのも面白いですよね！
確かに今までにない鉄骨むき出しの建物で、パリらしさが損なわれると思われた気持ちも分かりますが、アーティストは常に奇想天外なアイディアが必要なのではないでしょうか？
パリの素敵な街並みを維持するために定められた高さ制限によって、300mもあるエッフェル塔はかなり遠くからでも見ることができ、素晴らしい建造物の一つとなっています。
エッフェル塔からの景色も素敵なので、是非一度はエッフェル塔を訪れてみてください♪
パリのその他人気観光名所は以下の記事をご参照ください(^^)