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フランスの偉人が眠る万神殿『パンテオン』!

フランス観光をするとなると、やはり歴史的建造物は外せないですよね!

フランスには様々な歴史的遺産がありますが、その中の多くがパリに集中しています。

エッフェル塔、ノートルダム大聖堂、凱旋門、セーヌ川、ルーヴル美術館、オペラ座、そしてパンテオンもパリに存在します。

今回はその中の一つ、『パンテオン』についてご紹介します♪

パリのその他人気観光名所は以下の記事をご参照ください(^^)

パンテオンって何?

皆さんは『パンテオン』と聞くと思い浮かぶのは何でしょうか?

私は『パンテオン』は『神殿』という意味で、ギリシャとローマにのみ存在するモノだと思っていました。

なので、フランスに『パンテオン』があると聞いたとき、少し不思議に感じました。

しかし調べてみると、ギリシャの神殿は『パンテオン』ではなく『パルテノン』と呼び名も違っていることが分かりました。

しかし、『パンテオン』であれ『パルテノン』であれ、どちらも思い浮かべるのは柱が何本も建っているというイメージではないでしょうか。

ギリシャ・アテネのパルテノン神殿

アテネのパルテノン神殿

ギリシャのパルテノン神殿は、ギリシャ神話に出てくる女神アテーナーを祀る神殿として建てられました。

紀元前447年に建設が始まったそうですが、現在が西暦2023年なので途方もない昔にこのような建物を建てていたんですね!

非常に長い歴史の中で、東ローマ帝国時代にはキリスト教によって聖母マリア聖堂として変えられたり、オスマン帝国の占領下に置かれたときにはモスクに改築されたり、戦争によって破壊されたりしました。

1832年にギリシャはとうとう独立を果たし、パルテノン神殿の復元が行われ、1975年には本格的な修復が開始されたそうです。

ギリシャにはまだ行ったことがありませんが、死ぬまでに行ってみたい国の一つです!

ローマのパンテオン

ローマのパンテオン

ローマのパンテオンは初代ローマ皇帝の時代である紀元前25年に建設されたそうです。

紀元前25年前も考えられないくらい昔ですが、ギリシャのパルテノンはそれよりももっともっと前に造られていたというのが驚きです。

ローマのパンテオンは一度火事で焼失しましたが、14代目ローマ皇帝によって再建されたものです。

再建されてからは今日に至る2000年近くほぼ完全な状態で残っているらしく、当時の建築技術に頭が下がります!

元々は初代ローマ皇帝を奉るために造られましたが、市民の反発を避けるために万神殿に変更されたという説もあるそうです。

ルネッサンス時代を代表するイタリアの画家であるラファエロは、このパンテオンに眠っています。

パリのパンテオン

パリのパンテオン

パリのパンテオンは18世紀後半にサント=ジュヌヴィエーヴ教会として建設され、のちにフランスの偉人を祀る墓所となりました。

18世紀ということは、パルテノンやローマのパンテオンよりは大分後になって造られたようですね。

やはり正面にはパルテノンやローマのパンテオン同様円柱の柱がたくさん並んでいます!

パンテオンに祀られている偉人はたくさんいますが、その中で私が分かる人物は3人だけでした(笑)

思想家であるルソー、『レ・ミゼラブル』やディズニーアニメにもなった『ノートルダムの鐘』の基となった『ノートルダム・ド・パリ』の作者ヴィクトル・ユーゴー、放射線の研究でノーヴェル賞を受賞したキュリー夫人です。

そんな歴史的に偉大な人物が眠るパンテオンに行ってみましょう♪

チケットの購入方法

パンテオン内に入るにはチケットが必要になります。

オンラインで事前に購入が出来ます。

チケットが購入可能なサイト

パンテオンまでの行き方

パンテオンまでは、電車またはバスで行くことが出来ます。

パンテオン

住所: Pl. du Panthéon, 75005 Paris
最寄り駅:メトロ10→Maubert-Mutualité駅、RER B→Luxembourg駅
ウェブサイト:https://www.paris-pantheon.fr/en/

Le Panthéon -パンテオン-

まずはパンテオン正面からの写真を撮りましょう♪

正面は広場になっていますが、特に何もありません。

パンテオン正面

パンテオンをバックに写真を撮ると、正面にリュクサンブール公園とエッフェル塔が見えます。

この日は天気が悪くて写りが悪いですが(^-^;

パンテオンからエッフェル塔が見えます

中は教会のような造りになっていて、絵や彫刻で装飾されています。

パンテオン内

横の壁にも大きな画が飾ってあります。

壁画

中に進んで行くと、『フーコの振り子』という地球の自転現象を示す振り子があります。

フーコの振り子

フーコの振り子を過ぎると『LA CONVENTION NATIONALE(国民公会)』の彫刻があります。

国民公会はフランス革命期に存在したフランスの一院制の立法府と行政府であり、革命政治の中央機関だったそうです。

国民公会の像

パンテオンの地下にはクリプトと呼ばれる地下納骨堂があります。

そちらにフランスの偉人たちが眠っています。

こちらはキュリー夫人と夫のお墓です。

キュリー夫人のお墓

ルソーのお墓は少しユニークで、墓から手が出ています(笑)

ルソーのお墓

まとめ

今回は、フランスの偉人が多く眠る、パリのパンテオンをご紹介しました!

偉人のお墓にも興味がありますが、何と言っても建築や中の絵画や彫刻も興味をそそられます!

パンテオンはローマにもありますし、ギリシャにあるパルテノンも必ず見ておきたい歴史的遺産ですよね♪

パンテオンを造った大昔の人たちに思いをはせて見学するのはとてもロマンがあります。

パリに来た際は是非パンテオンを訪れてみてください♪

パリのその他人気観光名所は以下の記事をご参照ください(^^)

観光

Posted by ちりまり