ディズニーアニメの作品にもなったパリの『ノートルダム大聖堂』！
観光大国フランス。
フランスには非常に多くの歴史的建造物があるので、世界中から観光客がやってきます！
実はその中でも、有名な観光地の多くがパリに集中しているのです。
エッフェル塔、凱旋門、オペラ座、ルーヴル美術館、セーヌ川、モンマルトル、そしてノートルダム大聖堂は全てパリに存在します。
また、ヴェルサイユ宮殿はパリにありませんが、パリから電車で1時間弱で行くことが出来るので、パリ観光に来た人たちはヴェルサイユ宮殿へも簡単に行くことが出来ます。
今回は、2019年に火災に見舞われてしまったパリの『ノートルダム大聖堂』についてご紹介します！
パリのその他人気観光名所は以下の記事をご参照ください(^^)
https://france-life.com/touristique/ノートルダム大聖堂って何？
ローマ・カトリックの大聖堂
ノートルダム大聖堂は、ローマ・カトリック教会の大聖堂で、ゴシック建築を代表する建物でもあります。
『ノートルダム』の『ノートル(notre)』はフランス語で『私たちの』、『ダム(dame)』は『貴婦人』という意味なので、『我らが貴婦人』という意味になります。
この『我らが貴婦人』は、聖母マリアのことを指すそうです。
ノートルダム大聖堂は、それまでにない壮大な建物で、1225年に完成しました。
2019年に火災に見舞われましたが、正面部分は形が残ったままで、外観だけでも観ようと今でも観光客の人気のスポットとなっています。
世界遺産
ノートルダム大聖堂は、『パリのセーヌ河岸』という名称で、1991年にユネスコの世界遺産に登録されました。
『パリのセーヌ河岸』はセーヌ河岸周辺の文化遺産を含んでいるので、セーヌ河岸に位置するノートルダム大聖堂も世界遺産として登録されているのです。
その他には『ルーヴル美術館』、『カルーゼル凱旋門』、『パリ市庁舎』、『チュイルリー公園』、『コンコルド広場』、『マドレーヌ寺院』、『シャンゼリゼ通り』、『エッフェル塔』などが『パリのセーヌ河岸』として登録されています。
セーヌ川クルーズをすると、上記の世界遺産を観ることが出来ます。
セーヌ川ディナークルーズについては以下の記事をご覧ください(^^)
火災被害
観光地として非常に有名なノートルダム大聖堂ですが、2019年4月15日夜に大規模な火災が発生し、尖塔などが消失してしまいました。
消火活動によって16日には鎮火しましたが、2023年現在も修復作業が行われており、中の見学は出来なくなってしまいました。
ノートルダム大聖堂の、一日も早い復旧を願っています！
ノートルダムの鐘
ディズニーアニメが好きな人であれば『ノートルダムの鐘』というアニメをご存じではないでしょうか？
その『ノートルダムの鐘』は、パリのノートルダム大聖堂を舞台に作られた小説なのです！
作者はフランスの小説家ヴィクトル・ユーゴーです。
ノートルダム大聖堂の鐘楼には、心優しいけれど醜い容姿をしたカジモドという名の男が閉じ込められており、彼の唯一の友は石像のガーゴイルのみでした。
そんな彼が街で楽しそうに騒ぐ人たちを見て、ついに鐘楼を抜け出し、そこで美しい踊り子エスメラルダに出会い、、、といった、パリを舞台に大冒険を繰り広げていくストーリーです。
この先はネタバレになるので言いませんが、興味がある人は是非『ノートルダムの鐘』をご覧ください♪
ヴィクトル・ユーゴーは『レ・ミゼラブル』を書いた作者でもあります。
彼の遺体はパンテオンの地下に眠っています。
パンテオンについての記事はこちらからどうぞ(^^)
チケットの購入方法
パリのノートルダム大聖堂は、2019年に起きた大規模火災によって尖塔などが焼失し、現在も修復作業が行われているため現在は入場が出来なくなっています。
外観は自由に見学可能なので、入場が再開されるまでは外観のみの見学となります。
ちなみにノートルダム大聖堂内自体はなんと無料で入ることが出来ます。
塔に上りたい場合やクリプトと呼ばれる地下遺跡の見学は有料となります。
修復作業が完了するまでは中に立ち入ることは出来ませんが、修復が完了し、また多くの人たちがノートルダム大聖堂を訪れることが出来る日が来ることを願っています！
現在は外観からのガイドツアーなどの予約が可能となっています。
Get your guide : https://www.getyourguide.jp/
Tiqets： https://www.tiqets.com/ja/
ノートルダム大聖堂への行き方
ノートルダム大聖堂はパリ市内のシテ島にあり、電車やバスで行くことが出来ます。
住所： 6 Parvis Notre-Dame – Pl. Jean-Paul II, 75004 Paris
最寄り駅：メトロ4→Cité駅またはSaint-Michel駅、RER BまたはC→Saint-Michel駅
ウェブサイト：https://www.notredamedeparis.fr/
Cathédrale Notre-Dame de Paris -ノートルダム大聖堂-
火災後のノートルダム大聖堂は、クレーン車で修復中です。
火災前は中に入ることが出来ました。
華やかなステンドグラスや、キリストやマリアの像などがあり、厳かな雰囲気です。
夜のノートルダム大聖堂も幻想的で素敵ですよ♪
セーヌ川ディナークルーズをしながら見えるノートルダム大聖堂です。
まとめ
今回はパリにあるノートルダム大聖堂をご紹介しました！
現在は火災被害の修復中のため中に入ることは出来ないので残念ですが、外観だけでも非常に素晴らしい造りをしているので、是非記念撮影に訪れてみてください♪
昼間のノートルダム、夜のノートルダム、また違って見えるので、昼と夜に訪れるのもいいでしょう。
また、あのディズニーアニメの『ノートルダムの鐘』ってここが舞台なのか～～と思いを馳せるのもいいのではないでしょうか？
パリのその他人気観光名所は以下の記事をご参照ください(^^)