あああ
               
※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

フランス到着♪まずは語学学校で『基礎』をアップ!

2022-10-21

フランス語ができないのであれば、とにかくまずは短期間でも語学学校へ行くことをお勧めします。

1か月の短期でもいいですが、最低3か月行くのがいいでしょう。

私はフランス到着後、3か月語学学校に通い、『入門(A1)→初級(A2)』と、レベルが1つアップしました!

といっても3か月でまだまだ初級です(^-^;

※フランス語のレベルの詳細については以下『アンスティチュ・フランセ』のページから確認が可能です。
https://www.institutfrancais.jp/kyushu/examens/

「フランスにいるから毎日の生活でフランス語が勝手に身につく」と思いがちですが、それは大きな間違いです。(それで身につく人もいるんでしょうけど・・・)

初心者(A1)レベルの単語や文章などの『基礎』ができていない状態では、正直フランス人の会話を聞き流しているだけで上達はしません。

そして、学校の先生でもないフランス人は、『基礎』が何なのか分からないので、初心者レベルに合わせて話してはくれません。

ちなみに、私はフランスに移住する前の1年間、以下のテキストブックで一日2時間ほど勉強していました。

名詞、冠詞、否定形、形容詞、前置詞、動詞、疑問形、未来形、過去形、比較級、、、などフランス語を話すのに必要な『基礎』がほぼ含まれています。

最後まで行ったら最初に戻り何度も何度も繰り返して勉強しましたし、5年経った今でも使っています!

実際にフランスで出会った日本人と話をすると、フランス語初心者の人はだいたいこの本を持っていることが分かりました(笑)

文法に関する基礎はこの本1冊でほぼ網羅しているので、このテキストブックをやりこんで頭に入れた上で学校へ行き、生のフランス語を耳にして今度は『音』でも覚えていくという流れがいいと思います。

なので、テキストブックで勉強してきた人も、まずは学校で、最低3か月、生のフランス語とともに『基礎』から学んでいくのが一番だと思います。

Attention

この記事は、フランス人との配偶者ビザを所有している方向けの、日常会話レベルを目指す内容となっています。
「留学したい!」「フランスにいつか住みたい!」「フランスでいつか働きたい!」という目的の方は、最終的なゴールが違うと思いますので、留学エージェントに相談して就学期間や学校を決めることをお勧めします。

なぜ語学学校へ行く必要があるの?

語学学校に行くメリット

  • フランス語環境に身を置ける
  • 自分のレベルに合わせて教えてもらえる
  • 分からない箇所を聞くことができる
  • 同じレベルのクラスメイトと切磋琢磨できる
  • 集中できる
  • フランス語が上達したら上のクラスに入れるので上達具合が分かりやすい
  • 色々な国の友達ができる

語学学校に行くデメリットももちろんありますが、お金や時間に余裕がある人はあまりデメリットは気にしないほうがいいでしょう。

語学学校に行くデメリット

  • お金がかかる
  • 時間を拘束される

フランスの語学学校の特徴は?

語学学校の主な特徴

  • 私立と公立(大学付属)がある
  • 政府認定校と政府非認定校がある
  • 初心者レベルの入学日は基本月1回
  • クラスの人数は最大8名~15名

フランスの私立の語学学校は、初心者レベルの場合基本的に月1回の入学日となります。

途中からの入学でも受け入れてくれる学校もありますが、初心者の場合途中からだと知らない単語や文章が出てきて授業についていくことが難しいことが多いため、入学日に合わせて入学することをお勧めします。

大学付属は大学と同じでどのレベルの生徒も前期後期(基本9月と2月)の2回の入学日になります。

政府認定校と非認定校ですが、学生ビザを取得する必要がない人の場合はあまり気にしなくていいでしょう。
日本から学生ビザを取得して渡仏される場合は、非認定校ではビザが下りませんのでご注意ください。

学校を決定!

学校は自宅から徒歩で行けるパリ6区の政府認定校『Eurocentres』にしました。

Eurocentresの情報はこちらから♪

授業料は1週間€360と高かったのですが、最近はコロナの影響で生徒数が少なくなり、生徒確保のため割引キャンペーンも行っていることがあるので、キャンペーン情報もチェックするといいでしょう。

クラス人数

私が通っていた時は、入門クラス(A1)はMaxの15人でした。

国籍

ブラジル、メキシコ、イタリア、アメリカ、イギリス、日本、と欧米が多く、さらに日本人は学校全体でも私だけでした。
私は日本人がいるとどうしても日本語を話すことになると思っていたので、とてもいい環境でした!

コース

週15時間、一日3時間の月~金のコースにしました。
その当時2歳の娘がいたので、娘が保育園に通っている時間に行ける時間割を選びました。

時間割

最初は9:00~13:00でしたが、年明けから8:30~12:00になりました。
授業は3コマあり、コマ毎に休憩時間があります。
学校によっては午後からのコース、夕方からのコース、週20時間のコースなどあるので、ご自身の条件に合った学校を選びましょう。

実際の授業内容は?

授業内容

曜日ごとに内容が分かれていて、月~木にライティング、スピーキング、リスニング、リーディングを行い、金曜はアトリエといって、自分の苦手分野をテキストを使って集中的に学習する時間が設けられていました。
テキストブックは学校が用意してくれます。

楽しかった点

基本的に私立の語学学校はグループワークやペアワークが多いのですが、私はそういったのが好きで、ペアワークだと店員とお客さんになったり、夫婦になったりして簡単な会話を作って発表しあいました。
グループワークだと、2つのチームに分かれて、今日の1コマ目に習った単語が書かれているカードをひいて、それをフランス語で同じチームの子たちに説明して単語を当てるクイズがあり、チームで大盛り上がりでした!

難しかった点

日本人特有の、聞き取り(リスニング)がとっても難しかったです。
CDで会話を流されて、2回目には1フレーズごとに止めて、一人ずつ聞こえた通りにリピートするというものでした。
「会話が早すぎて聞き取れません(@_@)」とちょっと駄々をこねてみたのですが、「でも実際の会話でゆっくり話すことないでしょ?普通の速さに慣れなきゃ意味がないからね!」と言われ、もう必死に集中して聞いていました。
初心者のA1クラスにしては非常にレベルの高いリスニングでした(^-^;

感激した点

担任の先生がクラス全員の名前を初日に覚えてくれて、質問したり呼びかけると必ず名前を呼んで返事をしてくれた点!
なんだか生徒一人一人を大切にしてくれてる感じがして嬉しかったです(^^)


ちなみに、私が通っていた時期はコロナが猛威を振るう直前(2019年10月~2020年1月)だったため生徒数も多かったのですが、コロナ禍ではどの学校も生徒数が少なくなり、1クラス3、4人になったり、クラス数が減って初心者だと受け付けてくれないこともあったので、現在は生徒数や国籍に大きな変化があるかもしれません。
事前に学校に気になることを問い合わせるほうがいいでしょう。

「フランス語が出来ないから問い合わせもできない」という人は、留学エージェントを利用しましょう。
留学エージェントには無料で学校相談から学校申し込みまで代行してくれるところもあります。

語学学校卒業後は?

ある程度『基礎』ができたら、自分の周りがフランス語環境(夫や妻やその家族がフランス人、職場にフランス人がいる、友人にフランス人がいるなど)であれば学校は通わなくてもいいと思います。
あとはもう、学校で習った単語やフレーズを使ってフランス人とどんどん会話あるのみです。

カフェやマルシェでフランス語で注文したり、お店で試着できるのか質問してみたり、勇気を出してフランス語を使っていきましょう。

会話の中で初めて聞いた単語が出てきた場合はその場で確認して、どんどん単語力を増やしていくしかありません。

入門レベルから3か月のみの就学の場合、ちょっと複雑な【単純未来】や【半過去】などは習わないまま卒業となるかと思いますが、『基礎』ができていれば、テキストブックを活用しながらの独学で徐々に覚えていけるかと思います。

まとめ

まずは最低3か月語学学校に通い、『基礎』を身につけましょう。
学校で楽しく真剣に3か月学べば、恐らく思った以上にフランス語の『基礎』はできているかと思います。

ただし、フランス語は難しいので、焦らず気負わずあきらめず、のんびり勉強を続けていきましょう♪