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フランス人は冷たいってホント? 実は優しい人の方が多い?

2023-01-20

日本人にとって、フランス人のイメージといえば、『おしゃれ♪』『かっこいい/きれい♪』『エレガント♪』『愛が深い♪』という良いイメージがある一方、残念ながら『冷たい』『英語は話さない』『高飛車』といったマイナスなイメージがありますよね。。

そこで、私がフランスに到着してから出会った実際のフランス人についてご紹介します。

フランスに憧れを抱いているけれど、フランス人は冷たいって言うし、行くのがちょっと不安だな・・・と二の足を踏んでいる方は是非参考にしてください(^^)/

1. 英語も「話す」!

英語が話せる人はむしろ「自分は英語が話せるぜー!」と話したがる人の方が多いです。

しかも「下手くそだから申し訳ないけど・・・」と言いながら大抵並みの日本人より英語がうまいという(*‘∀‘)
私は日常会話レベルの英語であれば問題なく話せるのですが、その私と同レベルなのでよく喋れているほうなんです!(笑)

ただ、全く話せない人は全く話せないので、それは敢えて英語を話さないわけではなく、話せないだけなので『冷たい人』と思わないであげてください。

では、どういった人が英語を話さなくて、どういった人が英語を話すか見ていきましょう。

英語を話さない人

・政府関係(移民局、保育園、学校など)
・スーパーの店員
・生鮮食品専門店(肉屋、魚屋、八百屋など)

私の経験上、移民局、保育園、学校など政府関係の仕事の人、スーパーの店員、肉屋さんや魚屋さんなどの生鮮食品専門店は英語が話せない人が多い気がします。

政府関係

移民局の場合は、「フランスに住みたいからビザが欲しいんでしょ?だったらフランス語話しなさい」といったところでしょうか。。
はい、これは確かに高飛車に感じますね(笑)

保育園や学校は、現地の公立校なので基本フランス語以外話す必要がないと思っているからでしょうか。
ただ、保育園や学校の先生は英語が話せなくても、フランス語で私に一生懸命なんとか伝えようとしてくれるので非常に好感度が高いです(^^)
先生より保護者のほうが英語が話せる人が多いので、私がどうしても理解できないときは近くにいる保護者が助けてくれることもあります。

スーパーの店員

スーパーは日々の食料を購入する場所なので、基本現地の人向けへの販売となるので英語は必要ないのかもしれませんね。
また、スーパーの店員さんはあまり仕事にやる気がないようで、特に愛想もよくありません(笑)

生鮮食品専門店

肉屋さんや魚屋さんなどの生鮮食品専門店も、基本現地の人向けに販売しているので英語は必要ないのかもしれませんが、たまに英語が話せる人がいることもあります。
生鮮食品専門店の場合はスーパーの店員と比べると愛想は格段によく、私が一生懸命フランス語で注文していると店員さんも根気強く聞いてくれて優しい人が多いです(^^)

英語が話せる人

・飲食店の店員
・お土産屋の店員
・ファッション・コスメ関係の店員
・保護者の皆さん

一方、レストランやカフェなどの飲食店、服や靴などのファッション関係のお店や化粧品を扱うコスメ関係の店員、あとは先述したように保護者の皆さんは英語が話せる傾向が強いようです。

飲食店の店員

レストランやカフェなどの飲食店の店員さんは英語が話せる人が多いです。
飲食店は他国からの観光客も訪れますし、英語が出来ないと接客にならないお店もあるのでしょう。
観光客に慣れているので英語で話しかけても問題がないことが多いです。
逆にフランス語の勉強のために拙いフランス語で注文しても、優しく対応してくれます。
観光客の場合チップを払ってくれることもありますので、場所によっては英語は必須かもしれませんね!

お土産屋の店員

こちらはまさに観光客向けのお店なので、私のように日本人だと最初から英語で話しかけてくることも多いです。
パリには至る所にお土産屋があります。パリっぽいバッグやキーホルダー、Tシャツや置物などを安く買うことができます。
親が遊びに来た時に5件以上のお土産屋を周りましたが、どこの店員さんも、路上で高く売っている人たちとは違い、必死な呼び込みもなく、しつこく買わせようともせず、のーーんびりお土産を物色できました。

ファッション・コスメ関係の店員

こちらも観光客が買いに来ることがあるからでしょうか、私がフランス語が分からないと気付くとすぐに英語に切り替えて話してくれました。
自分の売り上げが給料につながるのであれば、英語も話してお客をゲットする必要がありますもんね!

保護者の皆さん

保護者の皆さんは、英語を使う仕事をしている人、パートナーが外国人のため英語で会話をしている人、子供には英語で話すようにしている人、英語を話すナニーを利用している人など様々で、ほとんどの人が日常会話には問題ないレベルで英語を話せる人が多くいます。

保育園では先生も園長先生も英語が出来ず、何を言っているか分からず困ることが多かったのですが、保護者の方に英語で訳してもらえたので本当に助かりました!

また、親も参加の子供の誕生会でも、普通に会話ができるレベルで英語が話せる人がほとんどでビックリしました!

以上のように、英語が話せる人はわざと話さないということはなく、むしろ英語を話してくれますので安心してください♪

2. 困っている人は助ける!

困っている人がいたら助けるなんて当たり前のことと思いますが、日本人は周りの目が恥ずかしくて中々行動に移せない人が多いのではないでしょうか?

堂々と人助けが出来るフランス人は優しいと思います(^^)

困っている人は助ける

・重いものを代わりに運んでくれる
・電車やバスの座席はお年寄りにゆずる
・アクシデントがあるとすぐに駆けつけてくれる

重いものを代わりに運んでくれる

フランスは歴史的建造物が多く、法令でそういった建物は壊したり建て替えたりしてはいけないようになっているそうで、古くからあるアパートや地下鉄にはエレベーターやエスカレータを付け加えることができないことが多いそうです。

地下鉄は旅行客や小さい子供連れの親御さんも利用しますよね。
大きなスーツケースやベビーカーがある状態で階段を上がる、もしくは下りるとき、一人だったら難しい場合があります。

そんな時は近くの人が代わりにスーツケースを運んでくれたり、ベビーカーを一緒に運んでくれたりと助けてくれます。

私も公園でジョギングをしていたときに、ベビーカーを持って階段を上がろうとしているおばあさんがいたので代わりに運んであげました。

パリではこのように日常的にベビーカーを持ち運ぶことが多いためか、以下の商品のような、女性1人でも赤ちゃんが乗っているベビーカーを持ち運べるような軽くて小さめのベビーカーが人気です。

フランスで見かけるのはほとんどがBABYZEN YOYOのベビーカーで、私がパリで使用していたベビーカーもBABYZEN YOYOです。

BABYZEN YOYOはフランス生まれのベビーカーで、女性1人でもかなり簡単に折りたたんだり持ち運んだりできます。

カラーも色々あるので選ぶ楽しみもありますね♪

電車やバスの座席はお年寄りにゆずる

お年寄りやケガをしている人、妊婦さんが乗ってきたら、すぐに座席をゆずってくれます。
私の両親がパリに遊びに来た時も、バスでは常に座席を譲ってくれました。その行動に両親は感激と同時に自分たちももうそんな歳なのかと複雑な気持ちになっていましたが。。

国が違っていたって、言葉が通じなくたって、「どうぞ代わりに座ってください」という気持ちとジェスチャーで、その優しさが相手に通じますよね。

アクシデントがあるとすぐに駆けつけてくれる

以前バスに乗っていると、急ブレーキのために娘が乗ったベビーカーが横倒しになってしまったことがありました。
突然のことだったので倒れるのを防ぐことができなかったのですが、それを見ていた若い男の人がすぐに飛んできてベビーカーを起き上がらせてくれ、大丈夫だったか確認してくれました。
幸いベルトをしていたので横倒しになった娘も全くケガはなく、さらには驚きもせず泣きもしておらず平然としており(笑)、大事には至らなかったのですが、若いのにすぐに駆けつけてくれたその男性はとても素敵に見えました(^^)

3. 子供に優しい

娘と道を歩いていると、通りすがりの人が娘に微笑みかけてくれたり「Très mignonne(とっても可愛いね)♥」と話しかけてくれたりします。

バスに乗っている時は窓から街の様子を見ながらずーーっと話し続けていることも多いのですが、(あまりにもうるさい場合はもちろん静かにするように注意します。)周りの大人の人は嫌な顔を全くせず、隣に座っている場合は一緒に話をしてくれることもよくあります。
日本だとバスや電車で子供が騒がしくしたら空気が怖いですよね。。。

こういった優しい対応をしてくれるのはお年寄りに限りません。

以前の職場でフランス人と仕事をしていたのですが、仕事の話の場合は真面目な顔で聞いてくれているのですが、娘の話をすると、毎回すぐに笑顔になって話を聞いてくれました。
子供の話はにっこり聞くのが常識なのでしょうか(笑)素敵な習慣ですね♪

また、夫の友達には子供は欲しくないという人も何人かいますが、『子供が欲しくない』=『子供が好きではない』ではないのです。
子供は欲しくないのですが、嫌いなわけではないので、兄弟姉妹や友達の子供とは仲良く話をしたり楽しく遊んだりします。
もちろん子供が嫌いだったり苦手な人もいるとは思いますが、必ずしも『子供が欲しくない』=『子供が好きではない』ではありません。

さらに、以前、歩道で話している2人の高校生くらいの女の子がいたのですが、そのうちの1人に娘がなぜか突然、後ろから「ピック♪」と言いながらおしりを軽く叩いたのです。
大人にならまだしも、高校生くらいの女の子にそんなことをしたら怒られるか冷たい目で見られるかとハラハラしていたら、「ohhhh, Très mignonne♥」とまた可愛いね~と言われて終わりました(笑)

子供はとにかく可愛いもので、いたずらするのは当然、赤ちゃんであれば大声で泣くのも当然、自分より小さい者は守るべき存在で攻撃する対象ではないとちゃんと教育されているのか、常識としてそのように育っているのか分かりませんが、子供に優しい国なので子育てはしやすいと感じています(^^)

4. 他人は他人、口出ししない

他人に口出しをしないのを強く感じたのは、コロナが発生して色々と規制がかかってからです。

フランス人は…

・マスク着用義務が無くなったら喜んでマスクを外す
・外出禁止令が解除されたら喜んでバカンスに遠出する

マスク着用の義務や外出禁止令が解除されたと同時にマスクを外し、バカンスに出かける人が多くいましたが、「まだマスクしろ」「まだ遠出するな」「自粛しろ」とか、他人を悪く言うことはありません。
例え言ったとしても、「政府が解除しているので違法じゃないでしょ?」と堂々と反論されてしまいます。

政府がオッケーを出していることに、他人からとやかく言われる筋合いはありません。
今後もマスクをしたい人はマスクをすればいいし、遠出したくなければ遠出しなければいいのです。

非常にシンプルで分かりやすいですね!

まとめ

今回は、フランス人は『冷たい』のかどうかに焦点を当てた内容としているので、実際は『優しい』人が多いという結論となりました♪

優しい理由

1. 英語も「話す」!
2. 困っている人は助ける!
3. 子供に優しい
4. 他人は他人、口出ししない

フランス人は思っているより冷たくないということが分かったと思いますので、今後もフランスを好きでいてくださいね♪