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パリの日本語学校『つばさ』に体験入学に行ってきた♪

国際結婚をされた皆さんは、日本以外の国に住むとなると、子供の日本語力がどうなるか、そしてどうするか悩まれるかと思います。

私もフランス人の夫と結婚し、現在5歳の娘とパリで暮らしているのですが、今まで日本語学校に通わせてはいませんでした。

子供のことを自分に置き換えて考えると、これからせっかくフランス語を学んでいく中で日本語も覚えなきゃいけないなんて、純粋なフランス人の子供には必要のないことなのに自分の娘にはフランス語+日本語を覚えさせるなんてかなり負担だよな~~とすぐに乗り気にはなれませんでした。

でもその反面、あまり大きくなってからだと余計に覚えづらくなるからあまり物事が分かってないうちに学ばせた方がよかったのかな~と思うこともあります。

また、子供の日本語力については両親の状況によっても変わってくると思います。

両親の日本語レベルのパターン

①両親が日本人同士で海外に住む
②日本語が話せる外国籍の結婚相手と海外に住む
③日本語が話せない外国籍の結婚相手と海外に住む

①両親が日本人同士で海外に住む

この場合は、子供は現地の学校に通えば現地の言葉、フランスの場合はフランス語を自然に学んでくれますし、家に帰ると両親が日本語で会話をしたり話しかければかなり日本語も上達すると思います。

2か国語を学ぶという点では私の中で理想的な環境です。

②日本語が話せる外国籍の結婚相手と海外に住む

この場合も、フランス語は現地の学校に通えば自然に身に付きますし、家の中では日本語を使うように心がければ日本語を学ぶことはそこまで難しくないのではないかと思います。

ただ、日本語が話せるといっても流暢な日本語ではない場合は子供も少し変な日本語を覚えてしまう可能性はありますね(^-^;

③日本語が話せない外国籍の結婚相手と海外に住む

日本語を教えるのが一番難しいのがこのパターンだと思います。

私の家族がこれに当てはまります。

夫は日本語が話せませんし、私はフランス語がほとんど出来ないので夫婦の会話は英語です。

学校では完全にフランス語なのでフランス語を学ぶことは全く苦にはならないと思いますが、日本語を学ぶ機会が極端に減ります。

私が日本語で話しかけたとしてもそれに答えてくれる人がいないので、会話を学ぶことは出来ません。

私からの一方通行の日本語を聞かされても返事は出来ません。

日常の中で日本語を聞いて育つということが出来ないので、5歳の今はほとんど日本語を話すことが出来ない状態です。

ただ、やはりせっかく日本人とフランス人のハーフとして生まれたのだから日本語も話せるようになってほしいですよね。

日本語が話せないと私の家族、じいじやばあばとも会話が出来ないというのがかわいそうです。

日本語学校に行かせるかどうか悩んでいた理由のもう一つが、一人だと行きたくないだろうということでした。

お友達と一緒に行けるのであれば行きたがると思いますが、そんなお友達もいなかったのでずっと二の足を踏み続けていました。

しかし、もう娘も5歳になり、現地のお友達もピアノやテニスや柔道など色々と習い事を始め出したので、習い事の一つとして日本語学校に行かせてもいいんじゃないかなと思い始めました。

そこで、自宅からそう遠くなくて、土曜にやっていて、フルタイムという長時間ではない短い時間でやっている日本語学校がないか探し始めました。

そこでまさに私が求めていた日本語学校が見つかったのです!

日本語学校ってどういうところ?

日本語学校は海外で日本語を学ぶことが出来る学校になります。

私のように国際結婚をしたことで海外に住むことになり、子供には現地の言葉だけでなく日本語や日本の文化も学ばせたいという目的の方のための学校です。

パリだけでも結構学校があったのですが、パリ郊外だと遠すぎて毎回通うのは難しく、入学条件が『年齢相当の日本語が出来るお子様』とある場合は、残念ながら私の娘は5歳児並みの日本語力がないので条件に合わず、娘に合いそうな学校を色々選別していったのですが、『つばさ』は土曜に45分のみ、親子で参加可能とあったのです!

まさに私が求めていた条件の学校を見つけたのです!

Ecole Tsubasa -日本語学校つばさ-

写真はイメージです
つばさを選んだポイント

✓場所がオペラ地区
✓授業は土曜に45分だけ
✓親も一緒に参加可能
✓小人数クラス

場所がオペラ地区

『日本語学校つばさ』はオペラ地区にあるので、私の自宅からバスで一本で20分くらいで行くことが出来ます。

日本語学校つばさ

住所:35 Rue Saint-Roch, 75001 Paris
ホームページ:https://ecole-tsubasa.org/

また、オペラ地区には日本食レストランもたくさんありますし、日本の本を取り扱っている本屋さん『ジュンク堂書店』もあるので、学校帰りにレストランに行ったり本屋に行ったりすることが出来て非常に便利です。

体験入学のあとはすぐそばにあるお寿司屋さん『FOUJITA』でランチをしてきました♪

パリおすすめのお寿司屋さん『FOUJITA』の記事はコチラからどうぞ(^^)

授業は土曜に45分だけ

あまり長い時間だと集中力が切れて日本語の勉強自体が嫌いになる恐れがあります。

『学校へ行く』というよりは『アクティビティに行く』という感覚で行ってもらうと長続きするんじゃないかと思っています(^^)

また、娘は週末が来るのをものすごく楽しみにしているので、大好きな週末なのに学校に行かなきゃいけないと思ってしまうとやはりやる気がそがれてしまうと思うので、『45分間の日本語のアクティビティ』という認識が大事です!(笑)

親も一緒に参加可能

何より嬉しかったのが、親も一緒に参加できることです!

娘はかなりの甘えん坊なので、自分のよく知らない言語の中一人でクラスに放り出されたら泣いてしまう恐れが大です。

そこを心を鬼にして、、、と言う方もいらっしゃるでしょうが、5歳まで大きくなってしまうと中々言い聞かせるのが難しい年頃で、大泣きして嫌がられるとこちらが折れてしまう可能性があります(^-^;

自分も参加すると、娘のことはもちろん、先生や他のお友達の様子も分かるので助かります。

少人数クラス

1クラス最大6名ほどとかなり少人数なので、先生の目が届きやすいですし、こちらも分からないことを聞きやすい状況です。

アットホームな感じで他のお友達とも和気あいあいと授業が出来る環境を求めていたので少人数制はありがたいです♪

体験入学の様子

体験入学はホームページの以下コンタクトページからオンラインにて連絡が可能です。

日本語学校つばさ

体験入学連絡先:https://ecole-tsubasa.org/contact/

体験入学は無料で、常時受け付けているそうなので、日本語学校を検討中の方は是非体験入学をしてみてください(^^)

体験入学は、通常の授業に参加させてもらう形なので、既に通学中のお友達の様子を知ることが出来ます。

娘は2月で5歳になったばかりなので、年中クラスのつばめ組での体験入学となりました。

クラスによって時間帯が違っていて、つばめ組は11:10~11:55までの45分間です。

その日は私たちの他に3組だけで、全部で4組の参加だったので非常にアットホームな感じで授業を受けられました。

ただ授業についていくのがやっとで体験入学の様子は写真に撮ることが出来ませんでした(笑)

まず授業の最初は自分の名前を言って、歌を歌います。

ひらがなのあいうえお表をみんなで順番に読み上げていき、さらに『あかさたな…』と横読みまでしていました。

皆さんもう1年くらい通われているそうで、全員ひらがなは問題なく読めているレベルでした。

娘は全く読めません。。。

泣きださないか心配でしたが私たちがいたので全然悲しそうでなく、楽しそうで安心しました♪

体験入学の日はちょうどお雛様の工作の日で、お内裏様とお雛様を画用紙と折り紙で作りました。

折り紙でお花を作る、着物を作るなど、親にとっても初めてのことで私もいっぱい学べました(笑)

出来上がったのがこちらです♪

普段は通常の授業をするそうですが、イベントのある日はやることが多く、あまり日本語の勉強が出来なかったのですが、通常は最後に絵本を読んで終了するそうです。

イベントで工作するのも娘はとても楽しかったようで、ものすごくやる気になってくれました!

帰りにジュンク堂でひらがな練習帳とジャポニカ学習帳を買って帰りましたが、ひらがなの練習を早速始めました♪

まとめ

今回は、『日本語学校つばさ』の体験入学についてご紹介しました!

『つばさ』は年少からバカロレア準備クラスまで用意されているので、長く通うことが出来ます。

小学校に上がるまでは親も一緒に参加出来るので非常に安心です♪

少人数でとてもアットホームで、娘も夫も私もとても気に入ったので入学することに決めました!

新学期を待たずすぐに入学が可能という点も嬉しいポイントです。

授業はフランスの学校通りで春、夏、秋、冬、クリスマスのバカンス中はお休みになります。

子供に日本語を学ばせようと悩んでいるお父さん、お母さんがいらっしゃいましたら、是非一度『日本語学校つばさ』に体験入学してみてください♪

フランスの学校のシステムに関してはコチラの記事をご覧ください(^^)

子育て

Posted by ちりまり