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パリでの子育て。お外遊びの場合♪

小さいお子さんがいると、休みの日はどこに連れて行こうか迷うことがあるかと思います。

子供は活発で、お家でずっとおとなしく一人遊びをしてくれることはほとんどありません。

特にフランスの場合は、子供にテレビを見せるのはよくないという教育が根付いているため、なんとか遊びを見つけて時間をつぶす必要があります(^-^;

お子さんがいる親にとっては週末はもう休みではなく、平日よりも大変な曜日になりましたよね(笑)

そんなフランスでの子育てですが、今回はお外で遊ぶ場合についてお勧めの場所をご紹介します。

公園

一番お気軽でお勧めなのが公園です。

基本的に公園は無料のものが多く、年齢に合わせて遊具が設置されています。

3歳~5歳児向けだったり、5歳~8歳児向けなど遊具に記載があります。

公園には砂場や滑り台や階段、車やボルダリングなど子供たちが長時間楽しめるものが用意されています。

日本との違いは、ジャングルジムが無いことです。

日本ではどこでもジャングルジムを見かけますが、フランスには無いんですね!

ベンチも設置されていて、親御さんはベンチに座ってゆっくり子供が遊ぶのをチェックすることが出来ます。

砂遊びの道具はご自身で用意する必要があります。

夏になると遊具が非常に暑くなっている場合があるので注意が必要です。

公園で初めて会う子供と友達になったり、保育園や学校での友達と出会って一緒に遊んだりというチャンスもあります。

砂遊びでは、多くの子供たちがそれぞれ遊んでいるので、自分の道具を知らない子が勝手に使ったり、自分の子供が知らない子の道具を勝手に使ったりすることがあるので、そういうのに気づいたら道具を持っている子かその親に借りてもいいか確認して皆で仲良く遊ぶようにしましょう。

フランス人の子供は日本人の子供よりも外交的な子が多く、私の娘や他の日本人夫婦の娘は知らない子の道具を勝手に使うことはないのですが、フランス人の子供たちは堂々と人の道具を勝手に使いだす子が多いです(笑)

子供の頃から既に国民性が出ているのかな~と思いました。

パリ市内であれば結構遊具が設置された公園が至る所にあるので、見つけたら行ってみてはいかがでしょうか(^^)

プール

プールは、屋内のものもあるので、雨が降った時でも利用が出来てお勧めです。

市民プールには子供用の浅めのプールがついているところが多く、親子連れの子供で賑わっています。

料金は約€4で利用可能で、市民プールでない場合も約€6で利用できるところもあります。

ロッカーは無料で利用できます。

水泳帽は必須なので、大人も子供も忘れないようにしましょう。

日本のように周りをすごく気にして泳ぐということはなく、結構子供たちは人が多くてもバシャバシャ飛び込んだりします(^-^;

日本と比べると自由でいいな~~とつくづく思います(笑)

プールの水温は約30℃に設定されていて寒くはありません。

ですので、暑い夏も寒い冬も利用出来ますね!

ただ、夏の期間以外はクローズすることもあるのでホームページの確認や電話で確認することをお勧めいたします。

ギニョール

フランスで子育てをされている親御さんはご存じかと思います。

『Guignol(ギニョール)』とは、1808年にフランス人のローラン・ムルゲによって作られた指人形劇の名前です。

そして、主人公の名前も『ギニョール』です。

ギニョールはフランスの子供たちに大人気の人形劇で、娘もリュクサンブール公園内にあるギニョールを週末によく見に行きます。

劇の長さは40分で、二部構成になっていて途中休憩が挟まれます。

劇の内容は誰もが知る『赤ずきん』や『ピノキオ』などのおとぎ話をモチーフにしたものもあり、最後は必ず主人公のギニョールが悪者を木の棒で懲らしめてハッピーエンドになります。

途中途中観覧している子供たちも参加が出来るように人形が子供たちに質問したり呼びかけたりして、子供たちが大声で答えたりします。

同じお芝居でも子供は大喜びなので、何度でも連れてきても大丈夫です♪

料金は一人約€7です。

遊園地

毎週末遊園地に行くのは厳しいですが、たまには少し豪華に遊園地に行ってみるのもいかがでしょうか?

一日中遊べる遊園地にはディズニーランドもありますが、ディズニーは入場料が非常に高い上に、大人も遊びに来るので待ち時間も非常に長いので子連れにはあまりお勧めしません。

子連れにお勧めなのは、『Jardin d’Acclimatation(ジャルダン・アクリマタシオン)』です。

『Jardin d’Acclimatation』は子供向けの乗り物が多いので、基本大人のみで遊びに来る人はいないので待ち時間は少なめです。

子供一人で乗せるのが不安な場合は大人も一緒に乗れますが、それぞれチケットが必要です。

乗り物の他にも鹿がいて、鹿を触ったり草をあげたりすることが出来ました。

入場+無制限アトラクションチケットが一人€26です。

入場券のみの場合は一人€7、アトラクション15回券が€45です。

アトラクションに乗るには子供のみであれば1枚ですが、親と子供二人乗る場合は2枚使用する必要があります。

私は基本的に写真を撮る係なのであまりアトラクションは乗らないので、親子3人で、入場券3枚(€21)、アトラクション15回券(€45)の合計€66で楽しみました。

ディズニーと比べると非常に安く、子供が好きな乗り物にたくさん乗れますし非常にお勧めです♪

Jardin d’Acclimatation情報

動物園

子供は動物にも興味があるので、動物園もお勧めです。

パリ5区にある『Ménagerie du Jardin des plantes(パリ植物園付属動物園)』は世界で二番目に古い動物園で、1794年に設立されました。

料金は一人€13です。

この動物園では、数多くの動物が収容されていますが、象、ライオン、キリン、虎など、日本の動物園でよく見るような動物はいません。

馬、鹿、バッファロー、バク、猿、オランウータン、豹、亀、フラミンゴ、鳥類、蛇やカエルなどの爬虫類や両生類がいます。

なるべく自然な環境で飼育をするために柵から動物がいるところまで遠い所も多く少し見づらい動物もいますが、動物の健康に少しでも配慮した環境づくりを心掛けているようです。

パリ植物園付属動物園情報

劇場

パリでは実際の人間が演じている子供向けの劇場もあります。

子供向けのため時間は約1時間と短めなので、子供でも飽きずに観ていられます。

何かに集中するということも大事になってきますので、集中力を鍛えるのにもいいかもしれませんね!

料金は様々で、約€10~になります。

演者の動きも面白いらしく、帰ってきてからも面白い動きをマネして喜んでいるので非常にお勧めです♪

映画

映画に関しても子供専用の映画館があったり、子供向けの映画も流行っています。

料金は€4~€6と安く、非常にお勧めです。

家でアニメやテレビを見せることは反対なフランス人も、外に出て映画館でアニメを見ることは許されるようです(笑)

ですので、子供がどうしてもアニメを観たがるようであれば、たまには映画館に連れて行ってみてはいかがでしょうか?

大きな画面で大きな音で観るのも子供にとっていい経験になりますよ♪

ビーチ

夏の暑い時期になるとお勧めなのがビーチです。

ただし、パリにはビーチはないので、ビーチのある都市にまず行く必要があります。

夏のバカンスでどこかに旅行に行く場合は、ビーチに近い所にすると、毎日ビーチに行くだけで海で泳いだり砂遊びをしたりと楽しめるのでお勧めです。

海の水は意外と冷たいので、少し海に入ってからは、砂でお城を作ったり貝殻や石ころを集めて模様を作ったりと夢中になって遊んでくれることでしょう。

砂場遊び用の道具はないので、自分で用意しましょう。

まとめ

今回は、お外での子供の遊び場についてご紹介しました。

子供は非常に元気で、お家だけで時間をつぶそうと思ってもチラッと時計を見たらまだ10分しか経っていない!なんてこともあります(^-^;

外に出ると、公園にしろ動物園にしろ、そこに行くまでも時間がつぶれますし、その場所でもいっぱい時間をつぶせます!

時間をつぶすことを前提になっていますが(笑)、外に出ると親御さんも気分がリフレッシュされていいですし、他のお子さんの様子も見れて、なんだか安心できますよ♪

パリには色々と遊ぶ場所があるので、週末はなるべく外出してお子さんと楽しい思い出をいっぱい作りましょう(^^)