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フランス人は遅刻が当たり前??

2022-10-21

皆さんは今までに誰かと待ち合わせをしたことがありますよね。

待ち合わせ時間より早く着く人、ほぼピッタリに着く人、遅れてしまう人、様々だと思います。

バスや電車が遅れて思いがけず遅れてしまうとか、それを見越して早めに家を出たらすんなりと行けて待ち合わせ時間よりかなり先に到着してしまうこともありますよね。

私は人を待たせることに罪悪感を感じてしまうので、なるべく遅れないように早めに家を出る派です。

それでも忘れ物をして取りに帰って結局遅れることもありますが(^^;

そんなときはめちゃめちゃ焦ります。

さて、ではフランス人はどうなのでしょう?

職場へ行く、クライアントと待ち合わせ、家族と待ち合わせ、友達と待ち合わせなど色々なケースがありますが、私が経験したフランス人の待ち合わせについてご紹介します。

職場への通勤

職場への通勤ですが、今の時代オフィスワークの場合はフレックスタイム制が多く、朝9時までに出社!というように厳しくないところが多くなって来ました。

日本もフレックスのところがありますよね。

ですので、職場へはそこまで焦ることなく通勤している人が多いようです。

さらにパリでは電車にトラブルがあって止まることもよくあるので、いちいちイライラしていられないのかもしれませんね。

また、毎年12月には交通会社の大きなストライキが行われて一部の電車しか動かなくなることもあるので、職場にたどり着いただけでも偉いのかもしれません(笑)

私が以前働いていたレンタルオフィスは9時から開くのですが、一度9時ちょうどに着いたのですが入口がまだ開いていませんでした。

そしてさらに5分経過したところでようやく受付のお姉さんが入口の鍵を開けてくれましたが、謝罪の言葉は一切ありませんでした。

フランス人ってまず謝らないですからね。

日本人だったら絶対謝るし、待たされた人たちも機嫌悪くなったり怒ったりする人もいますよね(^^;

フランスでは待たされた人も気にしていないです。開けてもらって笑顔で「Merci!」です(笑)

これがあって以来9時ちょうどに行くことは止めました。5分間でも貴重な時間ですからね!

お店の場合も、子供用品を買いに行ったら、朝10時から営業ってなっていても10時半頃まで開いていないこともありました。

かなりルーズですし、悪びれもしないのが日本人からしたら不思議です。。

どういう教育なんでしょう(笑)

まあ職場は時間通りに行く人の方が多いかもしれません。

クライアントとの待ち合わせ

職場とは別に、クライアントとの待ち合わせはどうでしょう。

クライアントは会社にとって重要な人なので、さすがに遅れて行くことはあまりないでしょう。

私の夫はミーティングが決まった時からその日までソワソワしてしまうくらいです。

やはり大事な相手の場合、フランス人であっても時間厳守になるようです(笑)

家族との待ち合わせ

フランス人は家族を大切にするので、週末は親と一緒に家でランチをすることがよくあります。

そのため親の家に集まるのですが、相手が家族だからか時間感覚はゆるゆるです。

まず親が指定した時間に来ることはありません。

指定された時間になると連絡が来て、15分ほど遅れると言われます。

しかしもちろん15分後にも到着しません。

遅れると言われたらだいたい30分は遅れると思っていた方がいいでしょう。

こっちは義親の家に行くだけでもまあまあストレスなのに、嫁が遅れてはいけないと思い毎回時間通りに行っているのにさらに30分近く待たされるのでよりストレスです(笑)

遅れて来る人は放っておいて時間になったらいる人だけでも乾杯して飲み始めさせて欲しいのに、遅れて来る人を待ってから乾杯のため、ほんと手持ち無沙汰で困ります(^^;

日本だったら遅れて来る人が「先乾杯してて!」って言いますよね?

義親の家のため、他の家族が絶対遅れてくると分かっていても遅れて行けないのが難点です。。

友達との待ち合わせ

友達との待ち合わせも遅刻がほとんどです。

特に外ではなく家に呼んだ時は、まず遅れて来ます。

これも家族の時と同じように指定した時間になったら遅れる連絡が来ます。

ランチに呼んでいるのでランチの準備が出来ているのですが、30分遅れると言われた後、結局1時間遅れて来られたこともあります。

さすがに1時間の遅刻は不機嫌で迎えてやろうと思ったくらいなんですが、すごく美味しそうなケーキを持ってきてくれたのでなんとか機嫌は直りました(笑)

友達を家に招待する時は、大抵友達が飲み物かデザートをお土産に持って来てくれるので、多少遅刻されても我慢ができます(^^;

恋人との待ち合わせ

恋人の場合は男と女で少し違うようです。

男性の場合は女性より先に着いている必要があるので遅刻しないよう頑張ります。

女性は遅れて当然という考えのため、必ず遅れて来るようです。

なので男性は何分も待ち続けなければいけないようですね。

ちなみに私が初めて夫とデートした時、私が時間通りに来たから驚いたそうです(笑)

念のため待ち合わせ時間より前に来ておいてよかったと後々語ってくれました(^^;

子供の送り迎え

子供の送り迎えですが、これはほとんど時間通りだと思います。

ただ、子供が小さいと歯磨きがヤダ、着替えがヤダ、学校行きたくないなど色々と駄々をこねられて時間より遅くに着くことはあります(^_^;

保育園や学校の送り迎えのほか、誕生日会に招待されたときの送り迎えですが、15分から30分くらい遅れてくるのもまあまあ当たり前のようです。

まとめ

フランス人は、大事な人との待ち合わせであれば頑張って時間通りに行くようにしますが、気の知れた仲だと遅刻は当たり前のようです(^^;

友達の場合は基本的に遅れてくるものだと思って、心に余裕を持って待ちましょう(笑)

それもフランスゆとりライフです♪