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『La fête d’anniversaire!』フランスでの子供のお誕生日会♪

子供はお誕生日会が大好きですよね♪

フランス人もやっぱりお誕生日会が大好きです。

私が子供の頃は5歳くらいからようやくお誕生日会をし始めた気がしますが、フランスでは3歳の誕生日会にお呼ばれすることがありました。

3歳だとまだまだ小さいですし、恥ずかしがってパパやママから離れない子もいるので、親同伴でのパーティとなりました。

初めてのフランスでの子供のお誕生日会を見ることが出来ましたし、親御さんとも交流する機会となったのでよかったです(^^)

今回は、フランスでの子供のお誕生日会はどのようなものかご紹介します。

1.招待状を書く

まずは誕生日会に来てほしいお友達に招待状を書きます。

Monoprix(モノプリ)やAMAZONなどでお誕生日用のカードが色々と売っているので、お気に入りのカードを購入して招待状を書きましょう。

お誕生日の招待状

招待状には以下の内容を書きます。

招待状に記載する内容

・自分の名前
・誕生日会の日時
・誕生日会の住所
・連絡先(電話番号)
・出席の有無の連絡期限

・テーマ

お子さんがまだ字が書けない年齢であれば親が代わりに書いてあげてくださいね(^^)

お誕生日会の時間帯

フランスでは、16時のおやつの時間に合わせてお誕生日会を開くようで、16時を挟むように時間設定がされます。

そのため、主に以下の時間帯で開かれることが多いです。

お誕生日会の時間

・14時~16時半
・14時半~17時
・15時~17時半

お誕生日会の住所

お誕生日会が開かれるのは基本的に自分のお家、もしくは公園です。

今のところどこかレストランやカフェなどで行われたことはありません。

パリの場合はアパートの入り口にコードがあることが多いので、出席すると返事が来た人には入り口のコードを教えることも忘れないようにしましょう。

出席の有無の連絡期限

お誕生日会に出席するか欠席するかの連絡をもらいましょう。

フランスでは以下のように書きます。

連絡期限の書き方

RSVP avant le dd/mm/yyyy←日付

PSVP』の意味は『Répondez s'il vous plaît.(お返事お願いします。)』になります。

『avant』『~の前』と言う意味なので、『指定した日付までにお返事お願いします。』と言うことですね!

その返事をもらうためにも自分の電話番号を必ず記載しましょう。

テーマ

テーマは必ずしも必要ではありませんが、子供たちはお姫様になったり海賊になったりとコスプレが大好きなので、何かテーマを決めてあげると子供たちはそれに合わせた服装や荷物を持って誕生日会に参加します。

テーマ例

・déguisement(デギズマン)
・お姫様
・海賊
・お人形

デギズマンは変装という意味なのでコスプレになります。

子供たちそれぞれ好きなコスチュームで参加します。

女の子だけ招待した場合は全員が『お姫様』のコスチュームで参加したり、『海賊』がテーマの場合は男の子も女の子も海賊に変装して参加します。

また、『お人形』は、皆でお人形遊びをするので各自自分のお人形を持って参加します。

色々とテーマがあって楽しいですね♪

初めてのお誕生日会の場合は、親御さんの連絡先を知らないことが多いので招待状を渡しますが、もうお互いに連絡先を知っている間柄であればSMSで連絡を取り合っても大丈夫です。

2.招待状を渡す

招待状が出来上がったら、お友達に渡します。

渡す方法は、学校入り口で待ち伏せです!

招待したいお友達がやってきたら渡しましょう♪

まだ小さい間は登下校には保護者が付き添う必要があるので、親御さんに渡した方が招待状を無くされる心配が無く安心かと思います。

フランスの場合はベビーシッターを利用している親御さんも多く、子供と一緒に登下校するのは親御さんではない場合もありますが、ベビーシッターさんとよく会うし話すことがあるというのであればベビーシッターさんに招待状を預けても大丈夫かと思います。

どの子供がどの名前か分からなくても、自分の子供はお友達のことをよく知っているので、子供に言われた通りに渡してあげましょう。

招待状を渡した後は、出欠の連絡を待ち、子供は当日までドキドキワクワクして待ちます♪

親御さんはこれからが一番大変です!

お誕生日会当日に向けてプランを立てなければいけません!

3.当日のプランを立てる

たったの2~3時間ですが、子供たちの面倒を2~3時間見続けるのは意外と大変です。

子供たちは元気いっぱいで次から次へと遊びたがるので、何もしない時間は全く存在しません!

フランスのおやつの時間は16時なので、お誕生日のケーキは16時に食べるとして、それ以外の時間をどうするか考えましょう。

ゲーム例

・カード/お菓子/宝探し
・間違い探し
・tatouage(タトゥアージュ)
・プラバンキーホルダー作り
・ピニャータ

・お絵描き
マジック

カード/お菓子/宝探し

カード探しは、9枚ほどのカードを家の至る所に隠し、ヒントを出して、子供たちに探させるゲームです。

4、5歳の子供たちは意外と複雑なことや複雑な場所だと分からないので、冷蔵庫に貼り付けたり、ごみ箱に貼り付けたり、パッと見てすぐ発見できるような場所に隠しましょう(隠れていないのですが(笑))。

傘立てはどこだ~~、ほうきはどこだ~~と皆で一斉に家じゅうを探し回るのも楽しいですし、見つけたときの達成感も楽しいです(^^)

カード以外に、お菓子や宝を隠して同じようにヒントを出して探させることも出来ます。

間違い探し

間違い探しは、子供たち自身を使って遊ぶゲームです。

「主役になりたい人」と挙手してもらい、主役を一人決め、今現在の主役の見た目を子供たちに覚えてもらいます。

一旦別の部屋に入って、髪の毛を縛る、帽子をかぶる、靴下を脱ぐ、マフラーをする、など見た目を変えます。

一つ見た目を変えたらまた皆の前に戻ってきて、さっきとどこが違うか子供たちに当ててもらいます。

皆一生懸命どこが変わったか当てようとするのでとても盛り上がります♪

次の主役を自分がやりたくてしょうがないので、一人終わると皆我が我がと手を挙げてくれます(笑)

tatouage(タトゥアージュ)

タトゥアージュはタトゥーシールのことです。

貼りたいタトゥーを台紙ごと上から濡れタオルで30秒~50秒ほど抑えて剥がすと、可愛いタトゥーが肌に貼りついて出来上がりです♪

数日は持ちますが、時間が経つと自然に剝がれてくるので安心です。

30秒~50秒数えるときも子供に数えさせると、数字をいくつも数えられることを自慢したいので一生懸命数えてくれます(^^)

AMAZONで300個ほどを€10以下で購入が可能ですので、誕生日会には是非購入してみてください。

日本のオンラインショッピングでも売っています。

プラバンキーホルダー作り

プラバンキーホルダーは、透明のプラバンに専用のペンで色を塗って、オーブンで温めるとどんどん小さくなっていってカチカチの板になって出来上がります。

オーブンに入れたプラバンをじっと見ているとどんどん曲がっていって変形していくのですが最終的に小さくなって平たくなったら完成です。

小さくなっていく様子も見ていて面白いですよ♪

色は自分で好きなように塗れるので、自分だけのキーホルダーが作れます。

ピニャータ

ピニャータは、色とりどりの紙で形どられた馬やくす玉のようなものの中にお菓子がたくさん入っていて、それを子供たちが順番に棒で叩いて割るゲームです。

フランスではそこまで定番のゲームではないようですが、移民の多い国なので、ピニャータを取り入れるご家庭もあります。

棒で叩いて割ると中からお菓子が出てくるので子供たちも喜びます(^^)

本来は目隠しをして行うようですが、子供がちっちゃい場合は目隠しなしで楽しんでもいいようです。

お絵描き

たっぷり遊んだあとは、少し落ち着いてお絵描きタイムもあるといいでしょう。

皆腰を落ち着けてそれぞれ好きな色で好きな絵を描いて体を休めましょう。

マジック

マジックを披露するのも子供たちは喜びます。

自分で出来ない場合は業者に頼んでやってもらうという手もあります。

ただしお金はある程度かかるので、お金に余裕がある場合に頼んでみてもいいかもしれません。

また、業者に頼んだ場合は親御さんたちもマジックの間休むことが出来るので助かります(笑)

4.お誕生日会当日

いよいよ当日がやってきました!

子供たちは時間通りにくる子や、30分ほど遅れてくる子など様々です(^-^;

4歳などまだ年齢が小さい間は親と一緒にお誕生日会に行きますが、基本的にはそこで親とはお別れで、主役の親御さんたちと子供たちだけでお誕生日会が開始されることが多いです。

ただ、やはりまだ恥ずかしがりすぎて泣いてしまう子や、親と離れたがらない子もいますので、その場合は無理に親を帰らせず、途中まで親も一緒に参加するなど臨機応変に対応しましょう。

プレゼント

招待された子供たちは、主役の子のプレゼントを用意して会場に向かいましょう。

プレゼントは、本やおもちゃやぬいぐるみなど、あまり高くないもので大丈夫です。

親御さんの希望としてはバースデーケーキを食べた後にプレゼントを開けたいところですが、なんとしてでも早く開けたがる子もいるので、タイミングを見計らってプレゼントを開けましょう。

プレゼントは、子供たち本人から主役の子に渡します。

主役の子はこの瞬間が一番嬉しいようです(笑)

バースデーケーキ

ひとしきりたっぷり遊んだら、16時にバースデーケーキの登場です。

バースデーケーキは、お店で購入してきたり、家で作ったりと様々です。

フランスのケーキは日本のケーキに比べて甘めなので、私は自分でイチゴのショートケーキを作りました。

オレンジケーキやチョコレートケーキなど、生クリームやフルーツなどの装飾が一切ないケーキで祝うこともあるようで、少しビックリしました。

ケーキを食べる前には部屋を暗くして、ケーキに年齢分のろうそくを灯し、皆で『ハッピーバースデー』を歌います。

フランス語の場合は『Bon anniversaire(ボナニヴェルセール)』を歌います。

皆で歌ってお祝いをした後はケーキを食べましょう♪

ケーキを食べた後はまた、時間まで遊びます。

お土産

お誕生日会がお開きになったら、それぞれの親御さんが迎えに来ます。

来てくれたお友達に、感謝のしるしにお菓子やおもちゃの入ったお土産を最後に渡します。

お土産用の袋やおもちゃなどはAMAZONでも安く売っています。

場合によっては、親御さんたちを家の中に招き入れてシャンパンを振る舞うこともあります。

あまりにもお友達を呼びすぎた場合は、親御さんの数も多いのでシャンパンを振る舞う余裕がないかもしれませんが、招待したお友達が3,4人くらいなら来てくれたお礼にシャンパンを振る舞ってみてもいいのではないでしょうか(^^)

これでお誕生日会は終了です!

まとめ

今回は、子供のお誕生日会の内容についてご紹介しました。

たったの2~3時間のことですが、その日のために準備すること、当日やることは盛り沢山です!

私たちも、娘の誕生日会は15時から開始でしたが、朝9時からお昼もまともに食べず準備し続けました(笑)

親御さんはとっても大変な一日になりますが、子供にとっては一年に一度のかけがえのない日になります(^^)

子供の幸せのため、今回の記事を参考に頑張ってみてください♪