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フランス人のクリスマスの過ごし方♪

フランスは実は無宗教の人が結構多いのですが、国としてはキリスト教が大半を占めており、祝日はキリスト教に関するものがいくつかあります。

その中でも12/25の『クリスマス』は特別で、クリスマスを含む年末の2週間が長期休暇となります。

クリスマスの時期になると子供も大人もワクワクしますよね♪

さて、それではフランスではクリスマスをどのように過ごすのでしょうか?

クリスマス休暇

学校や職場は年末の2週間がクリスマス休暇になります。

職場によっては2週間ではなく1週間のところもあるようです。

1/1の元日は祝日になりますが、日本のような『お正月』はないので、1/2が平日であれば1/2から仕事や学校が始まります。

日本でもクリスマスを祝う人が多いですが、国としては祝日ではないので、休暇も年末年始の12/29か12/30から1/3までとフランスに比べると短いです。

日本(神道)の場合は新年のお正月の方が大事ですが、フランスなどのキリスト教圏では新年よりクリスマスの方が大事なんですね。

また、日本ではクリスマスは恋人と過ごすイメージですが、フランスでは家族と過ごすのが一般的です。

宗教的な理由なのか分かりませんが、私には日本人より欧米人の方が家族を大切にしているイメージがあります。

が、日本も色々と考え方が変わってきて、パパが育休を取ったり子供の世話をしたり、娘はパパのことが大好きだったり将来結婚したいと言ったり、家族と過ごすことが恥ずかしいとか照れくさいという考えも変わってきているかもしれませんね(^^)

イルミネーション

フランスでもクリスマスのシーズンになるとイルミネーションが見られます。

クリスマスのイルミネーション

商店街のあたりは木に電光を飾って、よりクリスマスらしい雰囲気を味わわせてくれます。

ただ、イルミネーションに関しては、日本の方が綺麗な気がします(笑)

フランスは芸術の国だからイルミネーションもさぞ素敵なんだろうと期待していましたが、少し期待外れでした(^-^;

ただ、ストラスブールはクリスマスで非常に有名な街なので、フランスのクリスマスを味わいたい!という人はストラスブールに行ってみるといいと思います♪

パリでは、老舗デパートの『Galeries Lafayette(ギャラリー・ラファイエット)』で毎年大きなクリスマスツリーが飾られます。

ギャラリー・ラファイエットのクリスマスツリー

床から吹き抜けの天井までの巨大なツリーなので、見ごたえ抜群です!

カラフルな色でクリスマス気分を盛り上げてくれますね♪

ギャラリー・ラファイエット住所/ホームページ

40 Bd Haussmann, 75009 Paris
https://haussmann.galerieslafayette.com/

クリスマスプレゼント

クリスマスプレゼントは、12月24日の夜、子供が寝ている間にクリスマスツリーの下に用意します。

クリスマスツリーとプレゼント

フランスでは、ツリーは作り物のモミの木ではなく、本物のモミの木を飾ります。

クリスマスの時期になるとスーパーや花屋さんなど色々なところでモミの木を売り出します。

本物のモミの木のため、葉っぱは大量に落ちますし次の年は使えないので毎年毎年新しいモミの木を購入します。

飾りつけは、子供がいれば子供が喜んでやるので一緒にします。

他のお家はどうなのか分かりませんが、我が家では子供一人につき2つ以上のプレゼントを渡すので結構な数になります(笑)

プレゼントは子供用だけでなく、夫、義両親、義兄弟姉妹など家族みんなの分用意するので、大人も結構ワクワクします♪

プレゼント交換なんてやっぱりいくつになっても嬉しいですよね(^^)

ただ、夫の家族用のプレゼントは毎回何にするか悩んで大変です…。

一度家族皆でクリスマスをアルプスの山で過ごした時は、暖炉の中にプレゼントを用意しました。

暖炉の中のクリスマスプレゼント

その時に泊まったお家がこちら。

雪山のコテージ

お部屋は5つあり、家族ごとに滞在しました。

Wifiもありましたが、2階の自分の部屋にいくと全くつながらず写真のリビングルームでしかネットが開けなかったのはちょっと残念でした。

ただ、床暖房が効いていて、暖炉は薪ではなく油で火がつく仕様になっていたので簡単につきましたし、雪山でもポカポカ暖かく過ごせました。

ご馳走

クリスマスと言えばクリスマスケーキですが、フランスでは『bûche de Noël(ブッシュ・ド・ノエル)』というケーキを食べるのが一般的です。

『bûche』が『木(丸太)』、『Noël』が『クリスマス』という意味になります。

ブッシュ・ド・ノエル

上記の写真のように、『ブッシュ・ド・ノエル』は木を模したケーキです。

なぜ薪の形のケーキが定着したのかは所説あるようなので、気になる方は調べてみてください♪

『ブッシュ・ド・ノエル』の由来についてはこちら

クリスマスや元日には盛大にご馳走を食べます。

オイスター、フォアグラ
エビ
チーズ
プチフール

シャンパンを開けてまずはアペロから始まり、白ワイン、赤ワインと一緒にお肉や魚などのメイン料理を堪能します。

クリスマスと元日ばかりは無礼講ということで普段お酒をあまり飲まない義母や義姉も多めにお酒を飲みます(^^)

『petit four(プチフール)』というスイーツは、一口サイズのデザートで、日本人にも食べやすいサイズになっていますし、色々と種類を選べるので楽しいですよ♪

スキー

せっかくの冬のバカンスということで、スキーをしに行く人もいます。

フランスではバカンス中に子供にクラブに行かせることが多く、クリスマス休暇の場合はスキー教室に行かせることが多いです。

私の娘も3歳のときにスキー教室に5日間行ってきました。

その名も『PiouPiou(ピウピウ)』。

『PiouPiou』はペンギンとかひよこが歩く様子から来ているようなので、日本語だと『ピヨピヨ』の方がしっくりきますね!

スキー教室

3歳の子供たちはスキー板のみでストックは持ちません。

ちっちゃい子供たちがヨチヨチ歩いているのがカワイイですね♪

レッスンに参加する子供たちは英語圏からも来ており、フランスに旅行に来て子供をスキー教室に入れるなんて、日本の休暇の過ごし方と全然違うな~と改めて思いました。

ちなみに娘は最終日は熱を出した上に何度も嘔吐をしたので参加できませんでした。

いや、バカンスに教室に入れられて初めてのスキー、よく頑張ったと思います!

まとめ

フランスのクリスマス休暇は長く、最大で2週間あります。

のんびり地元でゆっくり過ごすのもあり、スキーをしに雪山へ旅行にいくのもあり、暖かい島に行くのもありです♪

ただしどこにいてもプレゼントは用意しましょう!

1年の終わり、子供にだけじゃなく、お世話になった家族の皆に感謝の気持ちを込めてプレゼントを選びましょう。

年に一度のクリスマス、キリスト教徒もキリスト教徒じゃない人も、楽しい素敵な休暇をお過ごしください(^^)

暮らし

Posted by ちりまり