パリで人気のショコラティエ♪

2023-01-102023-01-20

グルメの国フランスでは、チョコレートも抜群に美味しいです。

日本ではあまり見かけませんが、フランスでは、chocolatier(ショコラティエ)と呼ばれるチョコレート専門のお店がいくつも存在します。

フランス人はチョコレートにかける意気込みが違いますね！

チョコレート専門店がたくさんあるだけあって、チョコレートの質や見た目、味は絶品です！

今回は私の自宅近くにある人気のチョコレート屋さんをご紹介します。

Mococha -モコチャ-

Mocochaは2009年にオープンした、パリ5区のムフタール通りにあるショコラティエです。

Mocochaで売られているチョコレートは、3人のショコラティエ(チョコレート職人)によって作られています。

店内の壁にはその3人のショコラティエの写真が飾ってあります。

チョコレートは季節ごとに新作が販売されるので、1年を通して豊かな味を楽しむことが出来ます。

Mocochaは、パリ生まれ、パリ育ちの生粋のパリジェンヌの義母が一番好きなチョコレート屋さんです。

チョコレートは宝石のようにショーケースに並べられており、自分の欲しいチョコレートを一つ一つ選ぶことが出来ます。

箱は大・中・小とあり、箱のサイズで金額が決まります。

小さい箱でも30€くらいするので、非常に高価です。

チョコレートの種類はたくさんあるので、私は毎回店員さんに適当に選んでもらっています。

味にこだわりのない相手の場合は全て店員さんにお任せしますが、義母はミルクが入っていると吐いてしまうと毎回言われるので、義母にあげるときはミルクが入っていないチョコレートのみをお願いします。

店内は非常に静かで、箱にチョコを詰めるのも一つ一つ丁寧で、本当に宝石を扱っているかのようでこちらも緊張します(笑)

実は自分用には購入したことがなくいつもプレゼント用なので、Mocochaのチョコレートの味はあまり味わったことがありません(^-^;

会計を済ませると毎回一つ無料でチョコをくれるので、それは食べたことがあるのですが、非常に上品でしっかりした味わいで、これはスーパーで売っているチョコとはレベルも格も全然違うなと感じました。

ものすごく美味しいです！

ただ、スーパーのチョコはスーパーのチョコで別の美味しさがありますけどね！

チョコレートを一つ一つ選ぶ、選んでもらうというのが面倒くさい、気恥ずかしいという人は、既にチョコレートが箱に入っているものも売っていますので、そちらを購入することも可能です。

チョコレートの他にもマカロンも売っています。

マカロンも一つ3€くらいするので、なかなか大量には購入できませんね(^-^;

非常に高級なチョコレートなので、私はクリスマスに日本の家族に送るときや、フランスの家族へのクリスマスプレゼントや、何かお世話になったときへのお礼として購入することが多いです。

Jadis et Gourmande -ジャディス・エ・グルマンド-

Jadis et Gourmandeは創業40年以上ということなので、1980年頃にオープンしたチョコレート屋さんですね。

現在はパリに6店舗も構える非常に人気のお店です。

モデルで女優の杏さんの行きつけのチョコレート屋さんでもあるようです。

Jadis et Gourmandeは遊び心のあるショコラティエで、『Joyeux Noel』や『Merci』といった文字もチョコレートで作られていて、お祝いやお礼をするときにぴったりの商品となっています。

写真からも分かるように色々な形や種類のチョコレートをふんだんに盛り込んでくれるので、見た目からも楽しめますし、どれを食べようかな～と選ぶ楽しさもありますね♪

フランス人はこだわりがある人も多く(私の周りがそうなだけかもしれませんが(^-^;)、チョコレートはJadis et Gourmandeのものしか食べない！という人もいます。

全く大変な人ですね。

他のショコラティエもビックリするほど美味しいのに！

義母はミルクが入っていると吐くからノワール(ミルク無し)しか食べないと言いますし(夫いわく吐いたことはないそうです)、自分の好き嫌いをアピールするために大げさなことを言う人たちが多くて困ったものです！(笑)

ちなみに義母と義姉は生クリームが嫌いと言っていますが、私が生クリームたっぷりのいちごのショートケーキを作ったとき、めちゃめちゃ美味しいと言って食べていました(笑)

私の作ったいちごのショートケーキだけは生クリームを食べられると言ってますが、生クリームも食べられると言ってしまった方が人生楽だと思います。

Jadis et Gourmandeも、箱に既に入ったものも売っていますが、自分の好きなチョコだけを選んで箱にいれてもらうことも可能です。

夫の伯父の奥さんはホワイトチョコしか食べないらしく、ホワイトチョコのみの箱を作ってもらいました。

お値段はこちらも結構高く、小さめの箱でも€30します。

こちらもどなたかにお礼やお祝いで渡すのが一般的ですね♪

まとめ

パリにはまだまだたくさんのショコラティエがあるのですが、今回は私の家の近くにある人気のショコラティエを紹介しました。

たかがチョコレート、されどチョコレート。

甘いものが大好きなフランス人が、より美味しく、より上品で、よりシンプルなチョコレートを探求し続けて出来上がったチョコレートは、想像を絶する美味しさです！

フランスに来た際には是非ショコラティエでチョコレートを買ってみてください♪

高価ではありますが、価格に見合った美味しさを味わえると思います(^^)