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フランスの夏は40℃でもエアコン不要?

2022-10-21

バカンス大国フランス。

フランス人は夏のバカンスが大好きです♪

学校は7月頭から8月末までの2か月間夏休みになるので、それに合わせて親も2,3週間のお休みを取り、バカンスに繰り出すことが多いようです。

ただし、フランスは日本と比べると『夏!』と呼べる暑い時期は短く感じます。

時期にもよりますが、7月上旬頃から9月の上旬頃までが、夏と感じられる期間ではないでしょうか。

日本の夏

日本の夏は『湿度が高い』ため、気温が25℃だとしても体感温度は30℃近く、ジメジメとした空気が周りに漂っていて蒸し暑く、汗もベタベタになってしまいますよね。

そうなると、気温が30℃の真夏日になってしまうと、体感温度は猛暑日並みの35℃を超すくらいでしょうか?

また、最高気温も高いですが、最低気温も高いのが日本の夏の特徴だと思います。

最低気温が22℃とか25℃近いときもあり、一番涼しいはずの夜もクーラー無しじゃ寝苦しくて眠れません。

フランスの夏

一方フランスの夏は、最高で40℃までいくことがあります!

日本以上に気温が高くなる時があるんです!

日本にいるときに、「フランス今日40℃だって!」と聞かされたときは、フランスの人はそんなので生きていけるの??とビックリした覚えがあります。

しかし、実際にフランスに住んでみると、驚くほどカラッとしていて25℃だと少し肌寒く感じるときもあるということが分かりました。

日中30℃以上になった日は、夜もまだ暑いですが、窓を開けて寝たり、扇風機で体を冷やしてから寝れば寝苦しいという日はそうそうありません。

また、朝方には気温はグッと下がり、12、13℃になることもあるので、朝はカーディガンが必要なこともあります。

その理由は、日本とは反対に『湿度が低い』からです。

暑さを感じるのは気温だけではなく、湿度が大きく関わっているんですね。

エアコン無しで過ごすフランスの夏

そんな夏には40℃にもなるフランスですが、家には基本的にエアコンはついていません。

扇風機だけで夏を超します(^-^;

エアコンがない理由としては以下が挙げられるかと思います。

エアコンが無い理由

・古い建物が多く、室外機を取り付けられない
・景観を守る
・日本のように蒸し暑くない

特にパリはアパートも歴史的建造物で出来ていて、以下の写真のようにアパートすらもパリの素敵な街並みの一つとなっています。

このような街並みの景観を損ねるようなものは置いてはいけないのも理由の1つだと思います。

アメリカでも景観が損なわれるため洗濯物を外に干してはいけない法令がありますよね。

さらには、いくら気温が高くても日本のように蒸し暑くはないからだと思います。

カラッとしているので、扇風機でなんとか耐えられる暑さだということですね(^-^;

フランスの夏は短い

パリでは、9月に入るともう薄めのコートを着るような肌寒い季節がやってきます。

日本では9月はまだ残暑の最中のため、暑い日々が続いているかと思います。

なぜフランスの夏が短いかというと、ずばり残暑がないからです!

今までも散々言ってきたように、フランスは湿度が低いため蒸し暑さがなく、気温が下がると一気に寒くなります。

残暑がないフランスは、8月が過ぎると夏も過ぎ去ってしまうんですね。

まとめ

フランスは、夏になると気温が40℃になることもありますが、湿度が低いため、エアコン無しでなんとか乗り切ることが出来ます。

その代わり、扇風機は必需品です!

暑すぎる夏には扇風機が売り切れてしまったこともあるので、扇風機を持っていない人は夏が来る前に購入しておいた方がいいでしょう。

残暑もないフランスは8月が終わると一気に涼しくなるので、短い暑い夏を思いっきり楽しむのかもしれませんね♪